現在公表されている「寿命と健康寿命」は下記の数字が発表されています。

　　　　　　　　　　　　男性　　　　　　　　　女性

　　寿命　　　　　　　　８１歳　　　　　　　　８７歳

　　健康寿命　　　　　　７２歳　　　　　　　　７５歳

　　健康寿命ー寿命 　－９歳　　　　　　　　－１２歳

　この結果をうけ健康寿命を寿命に近づけるための厚生労働省の取りみが　”年をとっても明るく楽しく生活しよう”という「スマート・ライフ・プロジェクト」です。

  具体的には　運動　食生活　禁煙　の三本柱です。　具体的なデータで説明する玉置講師

　　運動　⇒１０分体を動かす。ロコモーティブシンドロームの回避。過信しない。

　　禁煙　⇒肺気腫　ＣＯＰＤ（慢性閉そく性肺疾患）の予防。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　食生活⇒食生活とがん、日本人死亡率の１位は大腸がんです。その大腸がんは　　　　　

　食生活と大きく関与しています。食生活の欧米化により肉の摂取量が大幅に増え、食物繊維が少なすぎる

　ことでの結果、便秘も多く、肥満もふえています。このような人の腸内細菌はビフィズス菌などの善玉菌が

　少なく、ウエルシュのような悪玉菌が多くなっています。健全な腸内フローラは善玉菌２、悪玉菌１、日和見

　菌７とされています。昔は(戦後）食物繊維の多い玄米、芋、豆が普通でしたが、現在

　は白米、パンになり食物繊維は極端に減っています。

　厚生労働省が推奨する野菜の１日摂取量は３５０ｇ、食物繊維も２０ｇです。

　しかし、現在の日本人の１日に摂取する食物繊維の実情は１０ｇといわれています。

さらにトランス脂肪酸や食物添加物が多くなり、悪玉菌がおおくなり腸内環境は極めて悪いと言わざるを得ません。

今の若い人の食事はファストフードやカップ麺ですます人も

増えています。最近の研究では腸の役割は脳にも負けないぐら

いの重要な役割をになっています。そのキーは食物繊維です。

　熱心に聴きいる受講生　食べたものは胃から小腸へ移動しながら吸収されます。食物繊維

の働きで急激な血糖値の上昇が抑えられ、脂肪の代謝も促されま、大腸がんの原因物質

の発生も抑えられことになります。このような事から、日常の食生活で出来る限り食物

繊維を摂取する事を心がけましょう。

　また、認知症との関連では

　　８時間以上の睡眠（日本人は平均7.4時間）

　　１日に運動１０分

　　虫歯菌予防

　　腸内細菌のコントロール（悪玉菌除去　善玉菌の便移植　食による腸内細菌活気　

　腸内に特定の常在菌が多い人は少ない人のに比べ認知症の傾向が１０分の1と少な

かった。

　　ソーシャル・ウォーキングで楽しい人生を！

 　ＮＨＫで放映された日野原先生の抵抗力を高めるための３原則は、①規則正し生活　②笑いのある生活

　③睡眠十分と適度な運動です。

　③府民カレッジふれあい祭トライアルにむけて

　　前回のクラスカフェで、ステージでは民謡の披

　　露、展示スペースで俳句・川柳を展開する予定

　　だったが、諸般の事情により、民謡に的を絞り

　　参加することとなった。

　　１５分～２０分という時間的制約も有り、「虫

　　送り唄」「子守唄」の２作品に絞り披露する事

　　となった。

　　クラス全員参加を前提に、進行・振付・音楽・衣装・小道具・出演者

　　等と各人の役割・担当を大枠が決定し、１２月１９日の当日に向け

　　準備・練習を行う事となった。　

　来年１月から。ＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」が始まります。

　１５８２年の本能寺の変以来、太平洋戦争終結まで、

逆臣の汚名をかぶり続けた「明智光秀」がいよいよ主人公

で登場します。蓮歌や茶を嗜み、有職故実に長けた教養人

光秀が、どのように描かれるか興味津々。

なお、麒麟とは卓越した人物の事です。

 明智光秀と能勢の関係は摂津国の封建領主である能勢氏、能勢頼次は隣接する亀岡の明智光秀と以前から親しくして

おり、また、信長によって兄が謀殺された経緯もあります。また、キリシタン大名の高山右近はもちろん、明智

光秀の娘・珠は細川ガラシャ名のキリシタンで有名です。   信長が太政大臣に放った暴言の

そういう意味で、摂津も能勢も明智光秀と　　　　　　　　　背景を説明する家村講師               

関係が深かったのでした。

　１５８２年の本能寺の変の後に能勢頼次が明智光秀に加勢しますが、光秀が滅亡後は

能勢を追われました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　いままで、光秀が大河ドラマで主人公になったことは有りません。また、歴史上の

英雄たちは、時代によってその人物像が変わってゆきます。時代の変化が人物の見方を

変えてゆくのだと思います。明智光秀が織田信長を討ったという劇的な事件は、江戸時

代の思考によって、逆臣による反乱というレッテルを貼られ、その印象が後世にまで

残り、光秀像がつくられてしまいました。しかし、明智光秀は何故本能寺の変という

事件をおこしてしまったのでしょう？この一件で光秀と信長の関係を見直すことにより

意味合いが一変します。元々、信長が一番信用し、使っていたのが光秀だったといわれています。では何故？光秀は朝廷とも深い信頼関係にあったと言われており、一部には

朝廷黒幕説とも言われています。

”天下は我のもの”とも思える信長の激しい性格もあって、本能寺襲撃は予測されていま

したが、信長には知らされませんでした。信長に早く死んで欲しかったのでは・・とも

言われてます。起こるべくして起こった本能寺の変、この経緯を大河ドラマで如何に

解釈し、表現するのかも見どころではないでしょうか。

　この機に、光秀・ガラシャの壮絶なる生涯を客観的に集約した一冊を、令和２年１月

１日に出版することになりました。書名は出版社と検討中です。謹厚精敏なる光秀が起

こした「本能寺の変」は謀反なのか、聖戦であったのか。信長に仕えて１４年、様々な

事件やエピソードから浮き彫りにされる、光秀の人物像。

　戦国の嵐を駆け抜けた父娘。光秀とガラシャの生涯を家村講師が描きあげます。