大阪府民カレッジ豊能・能勢校
豊能・能勢校の第2期目の授業がいよいよスタート
昨年、開校した大阪府民カレッジ豊能・能勢校(旧豊能校)の2期目がこの4月にスタートしました。
平成31年4月に入学式とオリエンテーション、自己紹介・班編成が行われました。本格的な授業は令和元年5月10.日からスタートしました。今年度は34名と受講生も大きく増え、更にパワーアップの予感がするクラスとなりました。入学式から、まだ2カ月しか経っていませんが、メンバー全員、既にひとつになって和気あいあいの楽しい雰囲気で学んでいます
4月15日
≪府民カレッジ・区民カレッジ合同入学式≫
大阪市中央公会堂
①オリエンテーション
②記念講演
大阪大学大学院の佐藤眞一先生による記念講演
「後半生を軽やかに~超高齢化時代をいかに生きるか~」
4月26日
≪クラスカフェ・クラスの語らい≫
①クラスディレクターによるオリエンテーション
②自己紹介と班編成、役割分担
自己紹介ではそれぞれユニークな内容で教室が沸き、 班編成のくじ引きではドキドキ
の受講生。無事、役割分担も決まり、いよいよ本格稼働です。班も昨年度の3班から5班
となりました。
クラスカフェでの活発な話し合い
5月10日
≪「数が苦」から「数楽」への旅をしましょう。≫
大阪市立大学山内容子講師による令和初講座
~数学は、現実の生活で生かされているのか?~
数学は苦しいものではなく、楽しいものだという事を「A判、B判の不思議・
紙の規格について調べよう」というテーマです。
山内講師による講座スタート いろんなサイズ・色の紙を使って分かりやすく 質問に真剣に考える受講生
■日常身近に使われている紙の規格について、疑問に思う事は?
■手元にある紙を折ったり、測ったり、重ねたりして分かったこと
それぞれのサイズの紙を各人で計ったり、折ったりして「なるほど なるほど
そういう事か」と認識させられる楽しい内容で、数学は「数が苦」ではなく
「数楽」だと認識し、今年度のスタート講座としては素晴らしいものでした。
≪クラスカフェ・クラスの語らい≫
5月10日
クラス役員選出と各役割り毎の担当・活動方針決定
委員長、副委員長、各担当のリーダーも決定し、今年度の活動計画を話し合いました。
5月24日
今後の活動についての意見交換会と昼食会
1..クラブ活動について。
2.夏休み前の懇親会開催の内容とスケジューリングについて班長会議で
検討する。
3.HP掲載方法について。
5月17日
≪町あるき・豊能町西地区吉川≫
豊能・能勢校は大阪府の北西部京都と兵庫県の接点に位置する豊能町に
有ります。妙見山塊(妙見山〜光明山〜天台山)を隔て西地区と東地区に
二分されます。今回の町歩きは、井戸城、吉川城などの城址や高台寺、西方
寺、妙見宮などの寺院、八幡神社などが有る西地区吉川の町歩きです。
特産物として菊炭、紙の原料となる三椏、砥石が有ります。
今回のルートは長尾街道の痕跡を確認→峠→初谷橋→西の灯篭→猿坂
道、花折れ街道→西方寺です。約6000歩のルートです。豊能町の観光ボランティアの
皆さんにより、午前中は資料、ビデオによる座学、午後からいざ町あるきスタート。
気温25℃の夏日のなか、いざ出発 菊炭の窯跡 絶景かな 絶景かな
西の灯篭 西方寺 解散地点前で小休止 暑さと歩きで少々バテ気味
5月24日
≪これからの学校の在り方について ~豊能町の教育を考える~≫
豊能町教育委員会事務局 教育支援課課長内野愼也講師による講座
1.公立小中学校の行方
・大学入試が変わる
正解がないが自分の意見を論理的にまとめられる力
主体的、対話的で深い学び 思考力、判断力、表現力も問われる
・学びに向かう力
テストの成績は人生の成功を予測しない
非認知的能力の育成 「我慢する」「自分を律する」「自己洞察能力」
・いじめ・不登校への対応―こどもが社会で活躍できる力をそだてる。
分かりやすく説明する内野講師 実際の入試問題の解答を求めるグループディスカッション
2.保護者、こども、地域、学校の協働とは
・学校と保護者、地域の役割分担
・子どもを地域で育てるコミュニティースクール
3.小中一貫教育って何?
[めざす子ども像]は豊能町に誇りをもち、自信をもって生き抜く子ども
・子どもの義務教育を9年間でとらえる
・子どものニーズにあった教育を行う
・小中学校の先生方の力を合わせるー授業の質の向上
4.豊能町の教育を考える
・小規模校100%の町
・学びに向かう力を育てるーコミュニティースクール