10月11日
≪包括支援センターの取り組み≫
豊能町生活福祉部健康増進課
課長 松本真由美講師
地域包括支援センター 保健師 岩根光子講師 による講座
いくつになっても元気でいきいき
わが町で暮らしたい!
岩根光子講師
みなさんに望む事は
1.地域包括支援センターの活用法を知って欲しい
2.地域の中でどんな事が必要で、どんな事ができるか
3.認知症を理解して、本人やご家族のためにできる事はなにか
豊能町の現状は?
①男女ともに60代、70代が多く人口構成が逆ピラミッドになっている。
②H28年3月とH31年3月を比較すると高齢化率は上がっているが、要介護認定率は
あまり変わらない。
③平均寿命、健康寿命とも豊能町のデータはとても良く大阪府の中でもトップクラス。
④豊能町の高齢化率は年々右肩上がりになっている。
≪地域包括支援センターでは、こんな事を行います≫
1)みなさんの権利を守ります。
2)お気軽にご相談ください。(総合相談窓口)
3)自立した生活を支援します。(介護予防)
4)多方面から皆様を支えます。(包括的・継続的ケアマネージメント)
具体的には ●いきいき百歳体操 ●かみかみ百歳体操 ●花草会 ●勿忘会 ●いこいの場 ●ゆうゆう元気教室等。
認知症になっても
安心して暮らせるまちづくりに向けて
松本真由美講師
65歳以上の5人に1人が認知症の予備軍
いつあなたが、あなたの家族が認知症になるかも認知症を
理解して地域で支え合いましょう。
具体的に、どんなことをしているの?
●認知症サポーター養成講座 キャラバンメイト活動
地域、学校、職場など
●認知症啓発活動・アルツハイマー月間
映画と講演会
●認知症初期集中支援チーム
●認知症支援推進員
相談支援 関係機関の連携体制づくり ケアパスの作成
認知症カフェ(あまなつ のせのせ すみれ)
●認知症等SOSネットワーク事業( 登録16名 )
登録事業 SOSネットワーク模擬訓練
認知症ケアは個人で頑張る時代ではなく、地域で支える時代です。
第1箇条 認知症状と原因について理解しましょう。
第2箇条 認知症を進行させる引き金について理解しましょう。
第3箇条 不可解な行動にも、上手にかかわりましょう。
第4箇条 「本人がもとめていること」を知りましょう。
第5箇条 コミュニケーションのコツを知りましょう。
第6箇条 チームになって暮らしていきましょう。
認知症について熱心に学ぶ受講生!
≪校外実習≫
山口納豆工場見学
午後から山口納豆の工場見学に行きました。昼食に納豆定食(?)をいただき、山口社長より納豆の製造工程についてお話を伺いました。
納豆はどれぐらいの日数で製品となるのかというクイズ。なんと3日間
で製品化されるそうです。簡単にその工程の説明を受けました。
・1日目:水に漬けたのち煮る
・2日目:納豆菌を加え発酵させる
・3日目:冷蔵庫で1日熟成させる
温度管理が大切で、40℃で発酵させ、納豆菌の増殖を抑えるため、冷蔵庫で1日置くそうです。
また、関西での納豆の発祥は京都との事です。
昼食の定食は、なんと納豆の食べ放題。皆な満腹になるくらい頂きました。 分かりやすく説明される山口社長
≪校外実習≫
朝川寺訪問
山口納豆を見学後、朝川寺(ちょうせんじ)を訪問しました。
朝川寺は豊能郡豊能町木代にある禅宗の中の曹洞宗のお寺。本尊は華厳釈迦牟尼仏、両脇侍に道元禅師
(高祖)と瑩山禅師(太祖)を祀る。
開山進藤禅師以来まもなく550年を迎える古刹です。現在は三十四世の関住職。
本堂で豊能・能勢校の上山さんから朝川寺の由緒の歴史、メンバーの観光ボランティアの仲井さんから山門の薬医門・梵鐘(釣り鐘)のお話を、又中川さんから16羅漢についてのガイドを受講しました
※豊能町には13の寺がありますが、寺の名称は全て音読みで読んでいます。神社は訓読みで読みますが、例外もあります。…等々、小さな小京都を堪能できました。
10月18日
≪町の安全、防犯、災害防止≫
<増えてます!特殊詐欺! 大阪府内の特殊詐欺は 1日約1,000万円> (平成30年中)
大阪府警本部 府民安全対策課 防犯総括第二係 生活安全指導班
最近、あの手この手の特殊詐欺が全国的に増加しています。大阪府も例外ではなく、ましてや豊能町も、年配者を狙う詐欺が、思いのほか頻発しています。振り込め詐欺に注意!
●オレオレ詐欺
●キャッシュカード詐欺
●架空請求詐欺
●還付金詐欺
●融資保証金詐欺
●金融商品等取引名目詐欺 等々
このような詐欺の手口を、大阪府警の生活指導班のメンバーが軽妙な寸劇での解説します。
吉本新喜劇顔負けの演技力で、各所に笑いを振り撒いて、深刻な内容を飽きさせることなく演じきる見事な
内容でした。受講生の中にも、被害には至らなくてもオレオレ詐欺などの経験者もチラホラ。
このような特殊詐欺の特徴は
①犯人と顔を合わせない。(メール、電話等による接触)
②犯人が日々手口を変えて、巧妙になってきている。(様々なケースに対応するマニュアル持っている)
オレオレ詐欺では息子や孫を騙っての詐欺、最近は複数の犯人による劇場型詐欺等巧妙化してきています。警察官、役所、金融機関等が振り込みやカードの暗証番号を確認することは絶対有りません。
このようなケースで「お金の話」がでてきたら、それはまず詐欺を疑うようにとの忠告です。
詐欺の被害に遭わないためには
①本当かどうか、本物かどうか確かめる。
電話なら一旦切って、かけなおす。犯人の言っている身分が本当か確かめる。金融機関等に電話を掛け
実在するかどうか?たとえ警察を名乗っていても同じ対応が必要です。
オレオレ詐欺の場合は、本人しか知らない事(例えばペットの名前等)を質問する。
②相談する。
恥ずかしがらずに、自分一人で対応せず家族や警察等に相談してください。
以下は熱演で紹介される詐欺の実態です。一番目は典型的なオレオレ詐欺。息子を騙った例。この場合は
現金を受け取る役もいる複数犯のケース。このケースは、あわやのタイミングで不審に思った警察官の事情
聞き取りで被害を回避しました。
二番目は金融機関の職員を名乗ったキャッシュカード詐欺。キャッシュカードが不当に使用されていると連絡
が有り、暗証番号を変更する手続きと称し、封筒に入れさせたカードをすり替える、または一時持ち帰る手口。これも一番目同様、気が付いた警察の助言で被害をまのがれました。
あと特殊詐欺とは異なりますが、気をつけなければいけないのが、侵入
犯です。ちょっとした時間でも家を離れる場合は、必ず施錠の確認が必要
です。また、”高い所だから”とか”通風孔は狭いから”とかも要注意。
犯人は上層階から侵入します。また狭いスペースでも肩さえ通れば侵入できます。近所に不審者がいたら「どこかお探しですか」等の声掛け、あるいはじっと不審者を見るだけでも良いそうです。犯人は顔を覚えられる
のをいやがります。
最後に大阪府警の方から「今回の講座を受けて、自分は絶対大丈夫と
思われる人?」との問いかけに何人かが手を挙げると「そうゆう人が
一番危ない」とのコメント。確かに真理をついてます。我々も十分に注意し、被害にあわないよう気をつけましょう。また、隣近所の方々にも注意を喚起し、地域で身を守りましょう!
≪クラスカフェ・クラスの語らい≫
(1) 正副委員長会議内容の報告。
(2) 11月8日のカレッジ遠足の説明
宝塚ホテルカフェレストラン”ソラレス”でのランチの後、手塚治虫記念館での鑑賞後、各自自由散策。
(3)11月15日の[ 合同 ]カレッジスポーツ大会の内容及びスケジュールの説明。
(4)12月19日「カレッジふれあい祭」の会場及び内容・スケジュールの説明。
(5)「カレッジふれあい祭」の打ち上げ兼忘年会開催についての相談。
12月20日に開催で決定。会場については行事担当が後日検討する。
※上記の説明、討議終了後、「カレッジふれあい祭」の練習を行いました。